安いものから高いものまで、様々な商品が存在するボールペン。
安いボールペンも好きだけれど、何か一つ”本当に良いペン”を持っておきたいですよね。
そんなちょっと良いボールペンをお探しの方に向けて、この記事では伊東屋の「ROMEO 多機能ペン4in1 RM403」をご紹介します。
このような想いを抱えている読者の方の参考になれるかと。
2年以上ROMEOの多機能ボールペンをしている筆者の本音レビューですので、ぜひ参考にしてください。
Contents
ROMEOの多機能ボールペンについて
まずは「ROMEO 多機能ペン4in1 RM403」の概要をまとめてみました。
外観をご紹介しながら、適宜このボールペンの特徴を解説していきます。
ROMEO 多機能ペン4in1 RM403の外観
こちらがROMEO 多機能ペン4in1 RM403の全体像。
ブラックのワントーンで統一されており、とにかく渋い。かっこいい。
ROMEO 多機能ペン4in1 RM403のグリップ
ペンを握る持ち手の部分はヘビーレタンのレザーが使用されており、高級感があります。
公式ページによると、「革本来の質感を楽しめる植物性タンニンなめし」と、「耐熱性・柔軟性のある革になるクロムなめし」の両方で仕上げられた革だそう。
ペンにレザーという組み合わせは結構珍しいかと思いますが、違和感は全くなく、非常に馴染んでいます。
ROMEO 多機能ペン4in1 RM403の刻印
ペンの中央部には「ROMEO NO4」の刻印が。
漆黒のボディとこの銀色の刻印の組み合わせがたまらなく渋く、うっとりとしてしまいす。
刻印部分の上部に見えるのはクリップの部分。
一般的なペンと比べると可動域は少ないですが、胸ポケットやノートの表紙にしっかりハマります。
ROMEO 多機能ペン4in1 RM403の内部
こちらがROMEO 多機能ペン4in1 RM403のグリップを外した内部の写真。
「赤・青・黒・シャーペン」の4機能を使うことができます。
写真では「ZEBRA JSB芯」が入っていますが、これは筆者が別途購入したモノ。
もともとは別の芯が入っているので、好みの替え芯をカスタマイズして使うとまた楽しいです。
ROMEO 多機能ペン4in1 RM403の上部
こちらはROMEO 多機能ペン4in1 RM403の上部。
黒い筐体に黒文字で書かれているので見えづらいかもしれませんが、白いポッチの左に「RED」と書かれています。
実はこのROMEO 多機能ペン4in1 RM403、「振り子ノック式」でして。
この方式のペンは、上を向いている面を感知する構造となっており、「RED」の部分が上を向いていると赤、「BLUE」が上だと青がでる賢い仕様。
ROMEO 多機能ペン4in1 RM403のキャップ
ROMEO 多機能ペン4in1 RM403のキャップは取り外しが可能。
シャー芯をここから入れることはできませんが、消しゴムがついているのでちょっと文字を消したいときには便利です。
ちなみにROMEO 多機能ペン4in1 RM403のレザー以外の部分は金属製なのですが、このキャップもしっかりと金属製。
ROMEO多機能ボールペンの魅力
ここまでROMEO 多機能ペン4in1 RM403の概要についてご紹介してきました。
ここからはROMEO 多機能ペン4in1 RM403の魅力について、語っていこうかと。
筆者がROMEO 多機能ペン4in1 RM403を長らく使っていて感じた魅力は下記の通り。
- たまらなくシックな佇まい
- ペンなのに経年変化が楽しめる
- 細くて持ちやすいボディ
①たまらなくシックな佇まい
ROMEO 多機能ペン4in1 RM403の魅力1つ目は、たまらなくシックな佇まい。
もう何度も申し上げますが、とにかくカッコいいのです。
色はブラックのほぼ一色ではあるものの、革と金属という全く異なる素材が使われており、この組み合わせがまた素晴らしいこと素晴らしいこと。
革がなく金属で統一されている伊東屋のヘルベチカも勿論カッコ良いのですが、やはりこの革が入ることでグッと色気が増すと言いますか。
ペンはペンなのですが、インテリアや高級ガジェットのようにずっと眺めていられるのです。
世の中にはいろいろな高いボールペンがあり、それらは「我高級ぞ?」といった雰囲気を出しているものが多い気がしますが、ROMEO NO4は良い意味でそれがないのも良いかなと。
持っていて全く嫌らしさがないものの、よく見てみると”こだわり”が感じられる大人なクールさあり、もう大好きです。
②ペンなのに経年変化が楽しめる
ROMEO 多機能ペン4in1 RM403の魅力2つ目は、ペンなのに経年変化が楽しめること。
ROMEO 多機能ペン4in1 RM403は購入した当初も勿論カッコよく使いやすいのですが、グリップ部分の革が経年変化してきまして。
初めはマットめでゴツゴツとしていたグリップが、使い込めば使い込むほど艶やかに、そしてソフトな手触りへと変化するのです。
筆者は革財布・革カバン・革スマホケースなどなど、自分とともにエイジングしていく革というものが大好きなのですが、まさかペンでもその快楽が味わえるとは。
③細くて持ちやすいボディ
ROMEO 多機能ペン4in1 RM403の魅力3つ目は、細くて持ちやすいボディ。
ここまで紹介してきた魅力は情緒面に偏っていましたが、ROMEO 多機能ペン4in1 RM403は機能的側面でも非常に優れていると感じます。
というのも、他の多機能ペンと比べると明らかにボディが細く、持ちやすいから。
左端がROMEO 多機能ペン4in1 RM403、中央がジェットストリーム 2&1、右端がドクターグリップ 4+1。
他の多機能ペンと比べると明らかに細くコンパクトに仕上がっています。
個人の好みにもよるとは思うのですが、太いペンは書きにくいと感じる筆者にとってはこの細い軸が非常にありがたい。
しっかりとペン自体を握ることができるので大変書きやすいです。
ROMEO多機能ボールペンの注意点
つづいては、ROMEO 多機能ペン4in1 RM403の注意点について。
非常に素晴らしいペンではあるのですが、2点購入をする上で知っておいて方が良いことがあるのでお伝えしておきます。
それが下記の2点。
- ペンを振るとカタカタする
- デフォルトのインクは書きづらい
①ペンを振るとカタカタする
ROMEO 多機能ペン4in1 RM403の注意点1つ目は、ペンを振るとカタカタするということ。
振り子ノック式だからなのでしょうか。
ペン非使用時(ペン先が収納されている状態)だと中身が揺れるためカタカタとした音が鳴り、もしかすると気になってしまうかなと。
ペン使用時は全く音がならないため、筆者は気にすることなく使えているのですが、Amazonレビューにてこのような指摘もあったので念のため。
②デフォルトのインクは書きづらい
ROMEO 多機能ペン4in1 RM403の注意点2つ目は、デフォルトのインクは書きづらいということ。
初期の状態で搭載されているインクだとスラスラと書くことはできず、おそらく「5,500円払ったのにこの書き味?」と思ってしまうでしょう。
筆者もかなりガッカリしたのですが、これはROMEO本体の問題ではなくインクの問題ですので、別途インクは購入した方が良いです。
文房具に詳しい友人に聞いたところ、JETSTREAMのスラスラとした書き心地が好きな方は「uni JETSTREAM芯」。
インクのでの良さを求めるなら「ZEBRA JSB芯」とのこと。
実際、芯を変えてみると見違えるほど書き味が向上するので、芯の別途購入はベターかなと。
Amazonでバルクオーダーすることもできますし、近くの文房具屋で「これください」と画面を見せればすぐに出してくれるのでぜひ試していただきたい。
ROMEO多機能ボールペンで最高のロマンを
以上、ROMEO 多機能ペン4in1 RM403の魅力をお伝えしてきたこの記事。
とにかくデザイン性が素晴らしく、持っているだけでテンションの上がる至高のボールペンです。
素敵なモノで身の回りを揃えたいと感じている方にはこれ以上ないペンだと思います。
人と滅多に被ることがない逸品ですし、きっと所有欲も満たされるはず。
それでは。