男子校生活

「男子校あるある」って本当?-嘘を暴いてみた

男子校のあるある

特殊な環境で育った、男子校出身者の経験談をまとめた「男子校あるある」。

世の中ではさまざまな男子校あるあるが言われているかとは思うのですが、若干盛られすぎている記述も散見されるなと筆者は感じておりまして。

そこで、この記事では世間で言われている男子校あるあるについて、実際に男子校へ6年間通っていた筆者の経験をもとに、真偽を検証していきます。

 

男子校出身者の日常生活あるある4選

まずは男子校出身者の日常生活に関する、あるあるについて。

よく言われがちな、下記あるあるを検証していきましょう。

 

  1. 異性との会話は母親だけ
  2. 外見に全然気を使わない
  3. 共学に憧れる
  4. 周りの生徒も彼女がいない妙な安心感

 

(1)異性と話をするのは母親だけ

男子校あるあるの一つ目として挙げられていたのが、「異性と話をするのは母親だけ」

確かに母親との会話が多くの時間を占めることになりますが、「母親だけ」は意外と嘘。

というのも、「塾」にて会話する機会が意外とあるから。

男子校生徒の多くは予備校や塾に通っており、そこで彼女を作る人間をチラホラいるものです。

 

higma
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コミュニケーション能力とやる気次第ですね

 

(2)あまり外見が気にならない

男子校あるあるの二つ目として挙げられていたのが、「あまり外見が気にならない」

これは間違いなく正しいと言えます。

一部の男子はきちんと身なりを整えていますが、大多数はテキトー

異性と話す機会が少ないので、外見を気にする必要がなく、多くの学生はメガネだったり寝癖だらけ。

 

higma
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他校と交流する機会がある部活動の大会において、この特徴が顕著にでるものです

 

(3)共学に憧れる

男子校あるあるの三つ目として挙げられていたのが、「共学に憧れる」

これは間違いなく正しいと言えます。ほとんどの男子校生徒が思っているのではないでしょうか。

男子校にも体育祭や文化祭などの学校行事はあるはありますが、「青春要素」は一切ありません。

「文化祭キッカケで恋愛ドラマが始まる」なんてことはなく、単なるブツ切りのイベントに過ぎません。

 

 

higma
higma

共学が漫画のワンピースのようにストーリー性ある物語を繰り広げているとしましょう。

男子校は4コマのギャグ漫画です。一話完結。

 

(4)周りの生徒も彼女がいない妙な安心感

男子校あるあるの4つ目として挙げられていたのが、「周りの生徒も彼女がいない妙な安心感」。

これは正しいと言えるでしょう。

男子校生徒のなかにも彼女ができる人は一定数存在はしますが、「100人いて5人」程度のレベルなので、圧倒的マイノリティ。

なので、「周囲の友達がどんどん彼女持ちになっていく」というシチュエーションに巡り合わず、焦ることも一切ないと。

 

higma
higma
男子校入学してから2年を過ぎると諦めの境地に入るものです。

 

男子校出身者の学校生活あるある5選

ここからは学校生活により焦点をあてた検証。

下記あるあるを検証していきます。

 

  1. 教室が臭い
  2. すぐ裸になりたがる
  3. ゲイに傾きそうな瞬間がある
  4. 先生が下ネタを言う
  5. 席替えのドキドキ感がない

 

(1)教室が臭い

男子校あるあるの一つ目として挙げられていたのが、「教室が臭い」こと。

間違いなく正しいと言えます。

教室内は独特の男臭で満たされ、空気が非常に汚い。

太っている生徒や運動部に所属している生徒が多いクラスほど、耐えがたい臭いとなっていました。

 

higma
higma
廊下の空気が美味しく感じるほどです。

 

(2)すぐ裸になりたがる

男子校あるあるの二つ目として挙げられていたのが、「すぐ裸になりたがる」こと。

正しいと言えるでしょう。

男子校には律してくれる女性がいないため、「バカを抑制せずそのまま解放する」という特徴があります。

そのため、基本的に動物園状態になっており、服を着ない野生の状態に帰っていきます。

 

higma
higma
運動部や腕っぷしに自信がある生徒はよく裸になっていましたね

 

(3)ゲイに傾きそうな瞬間がある

男子校あるあるの三つ目として挙げられていたのが、「ゲイに傾きそうな瞬間がある」

「意外と無い」というのが実のところ。

ポテンシャルがある男子学生は目覚めるかもしれませんが、個人的には一切ありませんでした。

謎にイチャイチャしている学生もいましたが、目覚めることなく大学では彼女を作っていたので。

 

 

higma
higma

ゲイの人も学年に1人いるかいないかぐらいです。

言いづらいだけかもしれませんが。

 

 

(4)先生が下ネタを言う

男子校あるあるの四つ目として挙げられていたのが、「先生が下ネタを言う」

間違いなく正しいでしょう。

扱うネタもかなりハードなものが多いですし、そういったトークをしてくれる先生ほど学生の中で人気がありました。

 

higma
higma
小学生が「うんち」という言葉に爆笑するように、男子生徒は下ネタがあれば大体笑ってくれるので、教師にとって下ネタはコスパが良かったかと。

 

(5) 席替えのドキドキ感がない

男子校あるあるの五つ目として挙げられていたのが、「席替えのドキドキ感がない」

正しいでしょう。

前列に配置されないかと言うネガティブなドキドキはあるのですが、キャッキャウフフ要素は一切無いので。

教師もそれを理解しているのか、筆者のクラスの席替え方法は「ドラフト制」

 

higma
higma
成績上位から好きな座席が選べるシステムで、下位5人は最前列が確定する地獄仕様が採用されていました。

 

男子校出身者の学校行事あるある

学校編の男子校あるあるは4/5が真実でした。

続いてイベント編の男子校あるあるを検証していきましょう。

 

  1. 文化祭にミスコンがある
  2. 運動会で面白く走ろうとする生徒がいる
  3. 入学式で早速後悔する
  4. バレンタインのチョコ率が気になる
  5. 修学旅行でバスガイドに悪ふざけをする

 

(1)文化祭にミスコンがある

男子校あるあるの一つ目として挙げられていたのが、「文化祭にミスコンがある」

これは学校によって違うものなので何とも言えません。

筆者の高校にはありませんでしたが、男子が女装するミスコンを開催する高校も多いので正しいとしておきましょう。

 

(2)運動会で面白く走ろうとする生徒がいる

男子校あるあるの二つ目として挙げられていたのが、「運動会で面白く走ろうとする生徒がいる」

…これは男子校に限ったことでは無いのでしょうか。

むしろ異性から面白いと思われたい共学男子の方が面白い走り方をするかもしれません。

男子校の体育祭は「笑い」というよりも「相手を全力で潰すこと」がむしろ重視されるので、このあるあるは間違いかなと。

 

higma
higma

騎馬戦や棒引きは基本的に殴り合い。

体育祭後に何針か縫う羽目になっている生徒も毎年でていました

 

(3)入学式で早速後悔する

男子校あるあるの三つ目として挙げられていたのが、「入学式で早速後悔する」

意外に思われるかもしれませんが、入学式時点ではむしろワクワクするもの。

伸び伸びとできる環境のように思えてきて、これからの学生生活が楽しくなってきます。

 

higma
higma

ただ、そこから1ヶ月くらい立つと事の重大さに気が付くと。

そこで初めて皆後悔するのです。

 

(4)バレンタインのチョコ率が気になる

男子校あるあるの四つ目として挙げられていたのが、「バレンタインのチョコ率が気になる」

これに関しては誤っていると言えるでしょう。

そもそもバレンタインのチョコ取得率が非常に低く、お互い0個であることを暗黙の了解としているから。

 

higma
higma
綺麗な女性教師にたかる風習はありました

 

(5)修学旅行でバスガイドに悪ふざけをする

男子校あるあるの五つ目として挙げられていたのが、「修学旅行でバスガイドに悪ふざけする」

これに関しては検証不可能。というのも、筆者の高校にはバスガイドが帯同していなかったから。

 

higma
higma
教師たちがバス会社からのクレームを予知していたからなのでしょうか。

 

結論:「男子校あるある」はだいたい合ってる

以上、この記事では男子校あるあるの真偽を検証してきました。

若干盛られている箇所もありましたが、半分程度はあたっていましたかね。

世の中から男子校という存在がなくなってくれることを望むばかりです。

それでは。

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