「耳からうどん出てるよ」
今でも友人から言われたこの一言は忘れられません。
AirPodsが品切れだった発売仕立ての頃、ようやく表参道のAppleStoreで在庫の確保ができ、購入できたときはもう最高の気分でした。
そんなAirPodsを大学へつけていったときに、デリカシーのかけらもない友人から言われた一言が「耳からうどん」。
そんなうどんイヤホンのAirPodsですが、購入してから4年程度が経過。
いまではもう左耳がうまく充電することができず、長時間しようすることができなくなってしまったのですが、まだ「ランニング専用イヤホン」として活躍してくれています。
この記事では、4年間AirPodsを使用して気が付いた、AirPodsの魅力と微妙なポイントをご紹介していこうかと。
Contents
4年使ってわかったAirPodsの魅力
早速AirPodsの魅力をご紹介します。
4年間AirPodsを使用してみて、気が付いた魅力は下記の通り。
- 長時間つけていても疲れない
- イヤホンしたままでも快適に生活できる
- 普通に音質が良い
- イヤーチップをなくすリスクがゼロ
- iPhoneと爆速で接続してくれる
(1)長時間つけていても疲れない
AirPodsの魅力1つ目は、長時間つけていても疲れないこと。
耳を密閉するカナル型のイヤホンは、シリコン素材のイヤーチップで耳を封じるため、外の雑音が遮断されるというメリットはあるものの、長時間つけるとなると話は別。
その点、AirPodsはオープンイヤー型(耳を密閉しない型)なので、耳に圧迫感がないですし蒸れにくいため、長いことつけていても不快になりづらいのです。
そのため、長時間オフィスや自宅でパソコン作業をしたり、汗をかくようなトレーニングとは相性が抜群です。
(2)イヤホンしたままでも快適に生活できる
AirPodsの魅力2つ目は、イヤホンしたままでも快適に生活できること。
これもAirPodsのオープンイヤー型による恩恵なのですが、周囲の音をきちんと拾うことができるので、下記のような場面で役に立つんですよね。
- 車が後ろから来ていることに気が付ける
- 店員さんが何を喋っているのかが理解できる
- 降りるべき駅に到着したことがわかる
- オフィスでの呼びかけにきちんと対応できる
カナル型イヤホンだとこうはうまくいきません。
イラついたドライバーにクラクションを鳴らされたり、あわや事故の距離感で追い抜かれたり。はたまた乗り過ごしたり、上司を無視してキレられたり。
ノイズキャンセリング機能のイヤホンを使っていると上記のようなケースを誰しも一回は経験することになるので、イヤホンをつけ続けることに不安を覚えてしまうんですよね。
(3)普通に音質が良い
AirPodsの魅力3つ目は、普通に音質が良いこと。
やはり数千円程度で購入できてしまう安物イヤホンと比較すると、明らかに良い音がでます。
ラジオに付属されている安いオープンイヤー型のイヤホンだと、スッカスカな音しかないかと思うのですが、AirPodsはきちんと細やかに音を奏でてくれるので。
(4)イヤーチップをなくす心配がない
AirPodsの魅力4つ目は、イヤーチップをなくす心配がないこと。
カナル型のイヤホンは、イヤーチップがなくなった瞬間にただのゴミになってしまいます。
新たにイヤーチップを買い直すまで、耳に嵌りすらしないのですから。
しかしながらイヤーチップは無常にも転がり落ちてしまうもの。
その点、AirPodsは本体以外おちるものがないので安心です。
(5)iPhoneと爆速で接続してくれる
AirPodsの魅力5つ目は、iPhoneと爆速で接続してくれること。
さすがApple公式のアイテムというだけあって、iPhoneとの接続が異常に早いです。
ケースの蓋を開けた瞬間にiPhoneに認識されるので、ほかにワイヤレスイヤホンだと発生する「接続まちタイム」が一切ないのは本当にありがたいですね。
4年使ってわかったAirPodsの微妙な点
つづいて、AirPodsを買って微妙だった点をお伝えします。
4年間AirPodsを使ってみてわかった微妙な点は下記のとおり。
- 電車では圧倒的に無力
- 静かすぎる場所だと迷惑
補足していきます。
(1)電車では圧倒的に無力
AirPodsの微妙だった点1つ目は、電車では圧倒的に無力だということ。
先ほども申し上げましたが、オープンイヤー型は良くも悪くも外の音を取り込んでしまいます。
外の音が比較的静かな場所ならばきちんとAirPodsから出る音を聞くことができるのですが、電車など大きな雑音がある空間だと話は別。
特に地下鉄などの大きな雑音が鳴る車内だと、もうほとんど音楽が聞こえなくなってしまいます。
(2)静かすぎる場所だと迷惑
AirPodsの微妙だった点2つ目は、静かすぎる場所だと迷惑になるということ。
というのも、オープンイヤー型は音漏れが激しいから。
外の音がきちんと聞こえるということは、自分に聞こえる音が外にも聞こえてしまうということにもなります。
そのため、図書館などの非常に静かな場所で比較的大きめな音で音楽を聴いてしまうと、シャカシャカと音漏れをしてしまうと。
結論:万能ではないが、良い
以上、AirPodsを4年間使用してきた末に気が付いた「魅力」「微妙な点」をご紹介してきました。
「電車のなかで音楽が聞こえづらい」「静かな場所だと音漏れしてしまう」といった問題点はあるものの、「聴き疲れしない」「つけたままでも快適」というメリットがあったAirPods。
どんな場所でもゴリゴリと使える万能選手ではないのですが、手軽に音楽を楽しめる感覚は非常に良いなと感じました。
ぜひAirPodsで快適なオーディオライフをお過ごしください。
それでは。