Amazonから発売されているスマートスピーカー「Echo Dot」。
Echo Dot第3世代に対して、このような疑問を抱える方にむけて記事を書きました。
ずっとAmazonのEcho Dot第3世代が気になっているけど、なかなか踏ん切りがつかない方の後押しになれば幸いです。
Contents
Echo Dot第3世代の購入を踏み切ったワケ
ガジェット好きにも関わらず、Echo Dot第3世代を購入を避けていた筆者。
というのも、「本当に音声入力って使うの?」と懐疑的だったから。
iPhoneのSiriでさえも全く使わないにアレクサなんぞ言わずもがなと思っておりました。
ただ、期間限定のセールで本体価格が2,980円まで落ちていたことと、ガジェットレビュワーとしての使命感が相まって遂に購入することに。
今回購入したEcho Dot第3世代の概要
そこまでAmazonのEchoが欲しくなった筆者。
気分も乗らないのでEchoシリーズ最安値のEcho Dotを購入しましたが、色々とラインナップはあるようでして。
簡単にEchoシリーズを比較しながら、Echo Dot第3世代の特徴を把握していきます。
Echoシリーズ比較表
価格 | 特徴 | 備考 | |
Echo Flex | ¥2,980- | プラグイン式簡易型 | 音楽再生には不適 |
Echo Dot第3世代 | ¥5,980- | スタンダードモデル | シンプルな機能 |
Echo Dot第3世代(時計付き) | ¥6,980- | スタンダードモデル | 時計表示機能アリ |
Echo第3世代 | ¥11,980- | 重低音強化モデル | |
Echo Plus第2世代 | ¥17,980- | プレミアム音質モデル | 温度センサー付き |
Echo Studio | ¥24,980- | 音質最上級モデル | |
Echo Show5 | ¥9,980- | 画面付きベーシックモデル | |
New Echo Show | ¥14,980- | HD画面付きモデル | 中型ディスプレイ |
Echo Show第2世代 | ¥27,980- | HD画面+プレミアム音質 | 大型ディスプレイ |
AmazonのEchoシリーズはなんと9種類も。
Echo Dotはそんな全モデルのなかでも最もベーシックなモデル。
Echo Dotの機能
EchoDot商品ページの紹介動画に掲載されていた機能一覧を引っ張ってきました。
EchoDotはベーシックモデルではあるものの、他のモデルとできることはそこまでは変わらないようです。
Echo Dot第3世代の筐体レビュー
Echo Dotの概要をご理解いただけたところで、ここからは筐体のレビューを。
Echo Dot第3世代の箱
Echo Dotの箱はこのような感じ。
本体サイズがコンパクトなので小さい箱で届きました。
Echo Dot第3世代の内容物
EchoDotの箱を開けてみると、EchoDot本体+充電器+説明書が出てきました。
Echo Dot第3世代本体
EchoDot本体上部には4つのボタンがあり、音量アップ、音量ダウン、マイクOFF、アクションが割り当てられています。
本体周囲のグレー部分は「ライトリング」となっており、呼びかけると青色に光る仕様。
Echo Dot第3世代本体(側面)
EchoDotの側面、電源アダプタ接続部分はこのような感じ。外部音源接続端子も。
EchoDot第2世代は固いプラスチック素材だったようですが、第3世代はソフトなメッシュ素材に。
第2世代と比べて安っぽいテカテカ感がなくなり、落ち着いた雰囲気となっています。
Echo Dot第3世代を使ってみて
ここからはEchoDot第3世代のレビューを。
「どうせ音声入力はそこまで使わないだろう」と踏んでいた筆者ですが、果たしてどうだったのか。
「使用頻度」や「良かった点」「微妙だった点」をご紹介していきます。
EchoDotの使用頻度
EchoDotの使用頻度ですが、「思ったよりも使う機会があった」というのが率直な感想。
普段何気なく過ごしていた日々のなかにも、音声入力があることで便利になる瞬間が意外と隠れていることに気がつきました。
具体的にどんなシーンでEchoDotを使用していたのかというと、こんなかんじ。
- 起床EchoDotのアラームで起床。NatureRemoと紐づけた照明をONに
- 朝NatureRemoと紐づけたテレビをON。天気とToDo LISTを確認。契約している日経新聞電子版の音声ニュースを垂れ流しに
- 日中在宅ワーク中、気分にあわせて連携したSportifyの音楽を再生。時間を決めて作業をする際にタイマーを設定。やるべきことが思い浮かんだらアレクサにメモを指示
- 夜日経新聞の夕刊情報を垂れ流しに。就寝前はジャズを再生。照明をOFF。翌朝のアラームをセットして就寝。
上記のライフスタイルは、決して「EchoDotでやれることを無理やり詰み込みました」というものではく、実際にやったもの。
自分でも驚いたのですが、意外と音声入力を使用する機会は多々あり、スマホ入力よりも格段に楽でした。
手元にスマホがなくても呼びかけで色々と操作ができるのはかなり便利です。
EchoDotの微妙だった点
かなり使用頻度の高いEchoDotですが、微妙な点もいくつかありました。
- 音質が中の下
- 直接タッチ操作ができない
- 交通情報が未実装
- セキュリティ都合でOutlook法人アカウントと連携ができない
①音質が中の下
EchoDotはベーシックモデルなので当たり前なのですが、音質は中の下でした。
EchoDotと同価格帯であるAnker製のSoundCoreと比較すると、明らかに音質は劣ります。
外部スピーカーとの接続端子はしっかりあるので、高音質を楽しみたい方は外部スピーカー接続必須です。
②直接タッチ操作ができない
つづいてEchoDotを使用していて歯痒かったのが、直接タッチ操作ができないこと。
音楽をスキップして別の曲にしたいときに、せっかくEchoDotが近くにあるのにわざわざ音声入力しなければならないのは面倒でした。
多少お値段は貼りますが、ディスプレイ付き上位モデル「Echo Show5」を買えば良かったと後悔しています。
③交通情報が未実装
つづいてEchoDotを使用していて残念だったポイントは、交通情報が未実装ということ。
朝準備をしている際に、出勤経路で遅れがないかどうかを確認したかったのですが、まだ実装されていないとの返事が。
随時に機能を追加しているとのことなので、今後に期待したいところです。
④セキュリティ都合でOutlook法人アカウントと連携ができない
これはEchoDotは悪くなく、完全にこちら側の都合なのですがOutlookと連携ができないと。
EchoDotはGoogleカレンダーやOutlookの予定表を連携させることで、スケジュールを確認する機能が通常備わっています。
ただ、法人アカウントの場合は会社によってセキュリティの観点からアレクサとの連携が弾かれるケースがあるようです。
EchoDotの良かった点
つづいてはEchoDotを使っていて気がついた「良かったポイント」を2点ご紹介します。
- ライトリング表示がわかりやすい
- 比較的小さな声のボリュームでも反応する
①ライトリング表示がわかりやすい
EchoDotの良かったポイント一つ目は、ライトリング表示がわかりやすいということ。
EchoDotは「アレクサ 」と呼びかけたことを認識すると光る仕様になっておりまして。
EchoDot通常時
EchoDot認識時
このように、呼び掛けた方向のリング部分が光る仕様。
EchoDotがしっかりと声に反応したのかどうかが視覚的にすぐわかるので便利でした。
②比較的小さな声のボリュームでも反応する
つづいてEchoDotの良かった点は、比較的小さな声のボリュームでも反応してくれるということ。
EchoDot使用前は「アレクサ!」と声をある程度張らなければならないと思っておりました。
ただ、実際に使用してみると喋り声のボリュームでも全然通じると。
EchoDotが近くにある場合は、ボソッというだけでも反応してくれます。
ベーシックモデルですが集音性は問題ないようです。
結論:意外に便利なEcho Dot
予想以上に満足度が高かったEcho Dot。
このような方には「Echo Dot」がおすすめかなと。
最もベーシックなモデルなので、Echoお試しには向いていると思います。
ぜひEchoDotを使って、スマートな生活をお過ごしください。
それでは。