Samsungから発売されている折りたたみ式スマートフォン「Galaxy Z Flip」。
「折りたたみ」というワードを聞いて多くの方はこのように感じるのではないでしょうか。
筆者も「Galaxyが折りたたみスマホを発売した」というニュースを見たとき、このような感想を抱いており、購入の「こ」の字すら頭に浮かんでおりませんでした。
だがしかし、表参道をブラブラしていた際にノリで入ってみた「Galaxy Harajuku」でガラッと印象が変わることに。
この記事ではその辺りの理由について、備忘録がてらまとめていこうかと。
Contents
Galaxy Z Flipとは
まずはGalaxy Z Flipの概要について。
「Flip」の名前の通り折りたたみできるスマホなのですが、文字で説明するよりも見ていただいた方が早いので、まずはこちらをどうぞ。
Galaxy Z Flip
Galaxy Z Flipはこのような感じに中央部分で半分に折り畳めるスマホ。
しかもこちらのディスプレイはしっかりガラス素材だそう。不思議でならない。
Galaxy Z Flip折りたたみ時
実際に折りたたむとこのような見た目に。
大きさはイメージですが、Ankerの電源アダプタくらい。
かなりコンパクトに折りたたむことができ、かつディスプレイが内部に格納されるので画面が割れるリスクが低減するよう。
Galaxy Z Flip折りたたみ時
折りたたみ時、簡易的な時計が表示されるようです。
スマホを時計がわりに使用する方も多いでしょうし、わざわざスマホをパカっと開かなくともすぐに見られる構造になっていますね。
Galaxy Z Flipを触った率直な感想
ここまで超ざっくりとGalaxy Z Flipの外観についてご紹介してきました。
おそらく、読者のみなさんの感想は「ふーん」くらいのものだと思います。
筆者もこれまでGalaxy Z Flipのレビュー動画を数回見かける機会がありましたが、「折り畳めるんだ」くらいの感想しかありませんでした。
レビュー動画を見ていたときは一切惹かれなかったにも関わらず、「次iPhoneの機種変更をするときにはGalaxyでも良いかも」と感じるほどに。
理由は大きく下記の2点です。
- 想像以上に持ちやすい形状
- 想像以上に軽い筐体
①想像以上に持ちやすい形状
iPhone一択だった筆者が、Galaxy Z Flipに惹かれてしまった理由の一つ目は「想像以上に持ちやすい形状」。
そう、とにかく”片手”で持ちやすいのです。
試しにiPhoneとGalaxy Z Flipのボディサイズを寸法で比較してみましょうか。
iPhone11Pro | 144(高さ)×71.4(幅)×8.1(厚さ) |
---|---|
Galaxy Z Flip | 167.3(高さ)×73.6(幅)×6.9ミリ(厚さ) |
横幅自体はiPhone11Proの方が細く、一見持ちやすいように思えます。ただ、厚さが1.2ミリ程度違うと。
数値上、この1.2ミリはほとんど差がないように思えるのですが、このわずかな厚みの違いが「Galaxy Z Flip持ちやすい!」という印象に。
この記事を書くために寸法を調べましたが、Galaxy Z FlipがiPhoneよりも横幅が太く、厚さも数値上はそこまで変わらなかったというのが衝撃的。
iPhone11Proは片手だけで操作しようとすると、グリップが不安定になりがち。
Galaxy Z Flipはしっかりと「握っている感」があり、安心して使えるなと感じました。
②想像以上に軽い筐体
iPhone一択だった筆者が、Galaxy Z Flipに惹かれてしまった理由の二つ目は「想像以上に軽い筐体」です。
iPhone11Proよりも縦幅は長いため一見大きく見えてしまうGalaxy Z Flip。
そのため、まずまずの重さはあるのだろうと思い持ち上げてみたところ、iPhoneよりも体感では軽く、大変驚きました。
ただ、実際に重さを比較してみると下記の通り。
iPhone11Pro | 188g |
---|---|
Galaxy Z Flip | 183g |
また改めてびっくりしているのですが、重さの差はわずか5g。ちょっとだけGalaxy Z Flipが軽いという結果に。
おそらく、「縦にかなりデカいボディ」で脳が「多分重い」と感じたにも関わらず、実際はiPhone程度の重さだったことに驚いたのでしょう。
また、先ほどの寸法比較でも申し上げた通り、厚みが薄く持ちやすいことも影響しているのかと。
持ちやすい分、手のグリップ力がしっかりと効くため、軽いと感じたのでしょう。
他にもあるGalaxy Z Flipの魅力
Galaxy Z Flipの想像以上の持ちやすさ・軽さに衝撃を受けた筆者。
これまで「なんだかんだUIもUXも優れているのはiPhone」と信じ、AndroidスマホはGalaxyS7からiPhone7に乗り換えて以来全く興味を失っていたので、進化の度合いに非常に驚きました。
さらに、Galaxy Z Flipには他にもiPhoneにはない魅力が。
iPhoneにはないGalaxy Z Flipの魅力
- 顔認証&指紋認証
- 二画面表示
顔認証と指紋認証を併用できるのはマスクが必須な今、大変ありがたい。
また、二画面を使ってYouTubeをみながらTwitterやネットサーフィンをできるのも羨ましいですよね。
iPhoneじゃなくてもいいんじゃない?
iPhone11Proと比較して、複数の優位性が見えてきたGalaxy Z Flip。
価格も実勢価格では両者10万~15万円とそこまで変わらず、新しくスマホを購入されようとしている方には十分アリなのかなと。
iPhone11Proがちゃんと使えるであろう、向こう2年程度は節約のためこのままiPhone派を貫くつもりですが、その後はAndroidスマホも視野にいれていこうと思います。
みなさんも是非、Galaxy Z Flipの実機に触っていただければ。
それでは。