ガジェット好きから絶大な人気を誇る高級キーボード「HHKB」。
他ブロガーのコメントをみていると「打鍵感が最高」「病みつきになる」との声が。
ロマンがあるし物凄く欲しい..
でもHHKBが自分に合わなかったときのことを考えると怖くて買えない..
そんなジレンマに襲われていた筆者ですが、在宅勤務の割合が増加したことで決意。
毎日のように触れるデスク周りを一新しようと勢いでHHKBの最新作を「HHKB Professional HYBRID Type-S」を購入することに。
この記事ではHHKBを購入した理由と開封レビューをご紹介していきます。
きっと上記のような思いを抱える読者の方の後押しになるはず。
Contents
僕がHHKBブランドを選んだワケ
HHKB type-Sを購入する前、僕が使っていたのはロジクールのK380というワイヤレスキーボード。
3000円という価格の割には高機能であり、気に入っておりました。
そんな安物である程度満足していた筆者が、HHKBという高級ブランドを選んだ理由は下記のとおり。
- 指が疲れないキーボードが欲しかった
- 所有欲を満たしてくれるキーボードが欲しかった
- 病みつきになる感覚を味わいたかった
①指が疲れないキーボードが欲しかった
HHKBブランドを選んだ理由の1つ目は、指が疲れないキーボードが欲しかったから。
これまで使っていた安物キーボードだと、長時間タイピングをしていると指が痛くなってしまったんですよね。
キーストロークが短い分、指がキーボードの底面にダイレクトに当たって指が痛くなってしまうと。
一方HHKBは「静電容量無接点」という、底面に指を当てずとも認識されるそうでして形式でして。
キーボードを買い換える一番の動機が「疲労」だったので、指の痛さが改善されそうなHHKBに興味をもつことになりました。
②所有欲を満たしてくれるキーボードが欲しかった
HHKBブランドを選んだ理由の2つ目は、所有欲を満たしてくれるキーボードが欲しかった。
好きなものに囲まれる生活って、生きる喜びを与えてくれるじゃないですか。
何の感情もわかない製品より、見るたびに「カッコよ..」と思える方が幸せだと僕は思いまして。
ただ、毎日大量の文字をタイピングするキーボードなのだからこそ、こだわるべきだと思うように。
そこで所有欲を満たしてくれそうなキーボードを探しているときに出会ったのがHHKB。
ミニマルでシックなデザインに完全にやられました。
③病みつきになる感覚を味わいたかった
HHKBブランドを選んだ理由の3つ目は、病みつきになる感覚を味わいたかったから。
他のブロガーやYouTuberが口を揃えて「HHKBはクセになる。病みつき」と言っていたんですよね。
これまで打鍵感なんて意識していなかった筆者にとって、病みつきの意味が分からなかったと。
そう思ったのですが、毎日いつものタイピングするたびに「病みつきになる打鍵感」がどんなものか気になってしまう。
HHKBのことを調べる頻度がどんどん増え、気がついたころにはポチっていました。
HHKB type-Sの日本語配列/墨を選んだ理由
無意識のうちにAmazonでHHKB type-Sをポチっていた筆者。
ただ、一応「type-S」「JIS」「墨」を選んだのには理由があります。
そもそもHHKBの製品を選ぶときに4つのステップがありまして。
- STEP1モデルを選ぶtype-S / Lite2 / JP等
- STEP2刻印の有無を選ぶ有 / 無
- STEP3キー配列を選ぶ日本語 / 英語
- STEP4色を選ぶ墨 / 白
みなさんもこの順番で購入するモデルを決めていただければ。
STEP1:HHKB type-Sを選んだ理由
HHKB type-Sを選んだ理由は、タイプ音が小さめだから。
HHKBの最新作はtype-Sは「静粛性」に優れているらしいと。
従来機種は打鍵感は非常に良いのですが、タイプ音が「うるさい」という問題がありまして。
オフィスでトラブルになると面倒なので僕はtype-S一択でした。
STEP2:HHKBの刻印ありモデルを選んだ理由
HHKB type-Sの刻印ありモデルを選んだ理由は、日本語配列のキーボードが良かったから。
そもそもHHKBの無刻印モデルって英語配列限定なんですよね。
無刻印にこだわりがある方は英語配列を購入するか、日本語配列の印字を自分で削るかの2択なので要注意。
僕の場合は、そもそもJISが良かったですし、無刻印だとミスタイプが増えそうだったので刻印ありを選択しました。
刻印ありのHHKB type-S
刻印なしのHHKB type-S
無刻印の方がスタイリッシュですが、自分の記憶力に不安があったのでやっぱり刻印ありの方が安心。
HHKBは通常のキーボードと違ってキー数が少量化されていて戸惑いがちなので。
STEP3:HHKBの日本語配列を選んだ理由
HHKBの日本語配列を選んだ理由についてですが、ファンクションキーの入力なしでも矢印キーが使いたかったから。
HHKBの日本語配列と英語配列を比較してみましょう。
JIS配列のHHKB type-S
US配列のHHKB type-S
当たり前ですが、こうみると結構違いますよね。
「大きなEnterキー」と「矢印キー」が欲しかった僕はJIS配列をえらびました。
STEP4:HHKBの墨カラーを選んだ理由
HHKB type-S、刻印あり、JISと選んできて最後に待ち受けるのはカラー。
白と墨、比較してみていきましょう。
HHKB type-Sの白
HHKB type-Sの墨
白はレトロな雰囲気で、刻印がよく目立つかわらしい感じ。
一方で墨はシックな雰囲気。刻印も目立たず大人でクールなデザインですね。
墨の方が好みのデザインだったことと、汚れが目立ちにくそうという理由で選ぶことにしました。
HHKB type-S JIS×墨 開封の儀
Amazonでポチった数日後、ついに待ちわびたHHKB type-Sの日本語配列、墨色が到着。
HHKBの外箱はこんかんじ。
HHKB type-S 日本語配列 墨色の外箱
高級感ありつつ、ゲーミングPC関連機器感もちょっとありますね。
ついにキーボード本体とご対面。
HHKB type-S 日本語配列 墨色の本体
荘厳ですね..
普通の黒というよりはまさしく「墨」という言葉が似合うような気がします。例えるのが難しいのですが、書道で使う”硯”のようなイメージ。
刻印ありモデルを選びましたがキートップの文字は目立ず、大人な雰囲気を醸し出しています。高級感があって非常にスタイリッシュ。
手触りはサラサラとしており、安いプラスチック素材にありがちな”ぺたぺた感”は一切ありません。心地よい。
キーの打鍵感は「スコスコスコスコ..」という、どこか柔らかなものの、しっかり打ち心地があるという不思議な感覚。
押し込んだ後の反発もしっかりあり、タイミングが捗る予感がします。
HHKB type-S 日本語配列 墨色の側面表側
こちらは正面からHHKB type-Sを撮影したもの。
奥へゆくにつれて傾斜がかかっていますね。
手前部分には約2cmの段差がついており、キーの高さも入れると前段でさえ約3cmの高さがついています。
HHKB type-S 日本語配列 墨色の側面裏側
上記画像はHHKB type-Sの側面裏側。
中央部には単三電池2本を入れる部分があり、画面右側にはUSB-C端子。
画面左側には電源ボタンが置かれています。
HHKB type-S 日本語配列 墨色の裏面
上記画像はHHKB type-Sの裏側端部分。HHKBの高さを調節できる仕様になっています。
角度は通常時含め3段階に調節することが可能です。浅く傾斜をつける場合は下記画像のような感じに。
四隅にはそれぞれ滑り止めゴムがついているので、デスクをしっかりホールドしてくれます。安心して使えそうです。
HHKB type-S 日本語配列×墨を開封してみて
HHKB type-Sの日本語配列、墨色モデルの開封レビュー、ご紹介してきました。
気になる点、良さげな点、をまとめていきます。
HHKB type-Sの気になる点
まずはHHKB type-Sの日本語配列、墨色を開封して気になったポイントがこちら。
- 腕が疲れそう
- タイピングで戸惑いそう
①腕が疲れそう
Magic KeyboardやロジクールK380といった薄型キーボードに慣れている筆者。
これまでは平面とほぼ同じくらいの高さでタイピングできていたものの、HHKBは平面か
2~3cm程度高さがあるのが気になっております(下記画像参照)
HHKB type-Sの高さ参考画像
腕をぐねっと曲げるor浮かさなければならないようなので、腕や方の疲労が心配。
以前購入したサンワサプライのリストレストを必須になりそうです。
②タイピングで戸惑いそう
HHKB type-Sの日本語配列モデルの懸念点2つ目は、タイピングで戸惑いそうということ。
文字がみやすいHHKB type-S 日本語配列の白色をみていただきたい。
HHKB type-S 日本語配列 白色
基本的に問題なさそうなのですが、WindowsPCで使用する場合に半角/全角キーがFnキーの隣にあるのが気になってしまう。
ただ、これに関してはWindowsPCではキー割り当てを変更すれば良いので大丈夫そう。
HHKB type-Sの良さげな点
一方で、HHKB type-Sの日本語配列、墨色を購入して「良さげだな」と感じたポイントから。
- 指の疲労が軽減されそう
- 愛でられそう
- 持ち運びもできそう
①指の疲労が軽減されそう
まだHHKB type-Sを少し触っただけですが、指の疲労が軽減される予感がしました。
以前使っていたロジクールK380と比較すると、明らかにキーストロークが深く「ふわふわ」した感じがするので。
下記画像をみていただきたいのですが、明らかにキーの高さが違います。
HHKB type-SとロジクールK380の比較
キーを押した感覚もこれまでは「グニ」でしたが「スコスコスコスコ」と独特な感触で、中毒性があると。
疲労軽減はもちろん、病みつきになる予感もしています。
②愛でられそう
HHKB typs-Sを少し触ってみてみて得られたのは、しっかりこのプロダクトを愛でられそうだという確信。
墨色の絶妙に渋い色合いや、キー表面のマット感、無駄のないデザインは正しく僕が欲しかったキーボードという感じ。
仮にこのキーボードを今後使わなかったとしてもインテリアとして置いておきたいくらい。
③持ち運びもできそう
HHKB type-Sを少し触ってみて思った良さそうな点3つ目は「持ち運びもできそう」ということ。
軽さやコンパクトさはもちろんですが、「汚れづらそう」というのがポイント。
墨色ということもあって傷が目立ちにくそうだと感じます。
せっかく高いキーボードを購入したのだから色々な場所で使い倒したかったので、汚れに大して神経質にならず気軽に使えそうです。
しっかり期待に応えてくれたHHKB type-S
HHKB type-Sの日本語配列、墨色を開封レビューしてきました。開封後、一番大きかった感情は「安心」。
中古でもメルカリでは高く売れるらしけど発送の手間とか面倒だからあなあ
上記のようにただただHHKB到着まで不安だった筆者ですが、ひとまず開封時点では大満足。
365日使用してみたレビュー記事も書いてみたので、ぜひあわせて参考にしていただければ。