Appleが発売している純正マウス「Magic Mouse2」。
ミニマルなデザインに心惹かれているものの、マウスにしてはお高い価格設定に購入を躊躇われている方も多いのではないでしょうか。
このような悩みを抱えている読者の方に向けて、Magic Mouse2を実際に使用してみた感想をご紹介します。
ぜひMagic Mouse2購入の検討材料にしてください。
Contents
Magic Mouse2の外観
まずは簡単にMagic Mouse2の外観をザックリと見ていきましょう。
Magic Mouse2
Magic Mouse2はシルバーとスペースグレーの二色展開。
筆者は定番のシルバーを購入しました。お値段は8,570円とお高め。
非常にシンプルな見た目をしています。
低いアングルから見たMagic Mouse2
こちらの画像は低いアングルから見たMagic Mouse2。
丸みを帯びたデザインで上品さがあります。
横からみたMagic Mouse2
横から見るとより一層丸みを帯びている様子がわかりますね。流線型でカッコ良いです。
Magic Mouse2の裏
MagicMouse2の裏面はこのような感じ。
縦に長い黒棒はマウスを滑りやすくするための素材があしらわれています。
上部に見える丸はセンサー部分。その右隣は電源ONOFFボタンです。
下部にはLightning端子があり、ここにコードを挿して充電を行います。
Magic Mouse2の機能
つづいてはMagic Mouse2の機能について。
Magic Mouse2には一般的なマウスにある”ホイール”がありません。
その代わり、マウスの表面部分をなぞることで画面をスクロールすることができます。
また、MacBookのトラックパッドで使用するジェスチャー機能も使うことができる便利な仕様に。
バッテリー持続時間は2分の充電で9時間持つと言われており、普段使いには困らない充電容量。
ただ、充電をするためにはMagic Mouse2を裏返す必要があるので、給電しながら使用することはできません。
重量は99gとかなり軽量で、持ち運びに適しています。
Magic Mouse2を他マウスと比べてみる
あらかたMagic Mouse2について理解いただけたでしょうか。
ここからはMagic Mouse2と同じくらい、若しくはそれ以上のお値段がする高級マウス等と比較をしていきます。
まずは筆者がメインのマウスとして日々愛用しているLogicool製のMX ERGOと比べてみましょう。
Magic Mouse2 VS MX ERGO
まずはMagic Mouse2とMX ERGOの大きさを比べてみましょう。
俯瞰した写真
結構な違いがありますね。
それもそのはず。MX ERGOは大量にあるマウス界のなかでも相当大きなサイズを誇っているので。
低いアングルからみた写真
衝撃の高低差ですね。同じマウスとは思えません。
Magic Mouse2を3つ積み重ねてやっとMX ERGOに届く程度。
真ん中に鎮座してるのがMX MASTER3。
やはりMagic Mouse2の薄さが際立ちますね。
低いアングルからみた写真
横から見るとこのような感じ。
手の形に合っているのはMX ERGOの形状ですが、コンパクトさ・スマートさではMagic Mouse2が圧倒していますね。
Magic Mouse2 VS Microsoft Arc Mouse
今回Magic Mouse2と比較するのは、薄くコンパクトなマウスとして知られるMicrosoft Arc Mouse。
俯瞰した写真
縦幅はMicrosoft Arc Mouseの方が長く、横幅はMagic Mouse2の方が長いという結果に。
重さを比べてみると、Magic Mouse2は99gなのに対し、Microsoft Arc Mouseは82.5g。
どちらも非常に軽くコンパクトではありますが、持ち運びという点ではMicrosoft Arc Mouseに軍配が上がりそうです。
正面からみてみた
正面からみてみると、高さという点ではほとんど違いがありません。
Microsoft Arc Mouseの方がちょっと薄い程度でしょうか。
Microsoft Arc MouseがONの状態
Microsoft Arc Mouseを折り曲げて電源をONにすると高さに違いがでてきますね。
手の形状にあっているのはMicrosoft Arc Mouseと言えます。
Magic Mouse2を使ってみて
ここまで筆者が持っている高級マウスたちとMagic Mouse2の外観を比較してきました。
他の高級マウスと比べてもデザイン性という点では非常に優れていたかと思います。
ただ、比較するなかで「持ちやすさ」だったり「使い心地」という点では少し気になっている方も多いことでしょう。
正直にお答えしますと、他の高級マウスの方が使いやすいです。
というのも、「割り当て可能なボタン数が2つのみ」だったり、「複数デバイス間の切り替えができない」という欠点があるから。
また、デザイン性を重視したフラットな形状になっているため、自然な握り方ができず手首が疲れてしまうこと。
そのため、Magic Mouse2を購入してから1ヶ月程度ではメインから外し、しばらくは放置の状態が続いていました。
それでも触ってしまう。Magic Mouse2の魅力
日常使いのマウスとしては使わず、放置していたMagic Mouse2。
ただ、久々に触ってみるとなぜかクセになってしまうのです。その理由がこちら。
- 気持ちの良いクリック感
- 艶やかなボディ
①気持ちの良いクリック感
Magic Mouse2のクリック感。どうもクセになるのです。
硬すぎず柔らかすぎず、ほど良く「押している感」が感じられるカチカチっとした触感がたまりません。
ほかの高級マウスも悪くはないのですが、指のことを労っているのかが若干ソフトに作られており、気持ちの良さはないんですよね..
②艶やかなボディ
続いての魅力はMagic Mouse2の艶やかなボディ。
機能性が優れていないことは頭では理解しているのです。
MX ERGOさえあればこと済むことはわかっているのです。
ただ、Magic Mouse2のイカした見た目をみているとどうも触りたくなってしまう。そんな変態的な魅力が存在します。
やっぱりApple製品で揃えるとカッコいい
機能性は他のマウスの方が優れているもの、”ロマン”でぶん殴ってくるMagic Mouse2。
Magic Keyboardと組み合わせるとさらにカッコよくなってしまいます。
6普段はHHKBとMX ERGOという厳つい機能性抜群のセットを愛用している筆者ですが、この”ロマンの塊セット”もついつい試したくなってしまうのです。
ちなみにHHKB×MX ERGOはこんな感じ。
全然印象が違いますね。ガジェットの主張が非常に強いです。
Magic TrackPad2も組み合わせるともうそれは極上。
上品。ミニマル。大人。
この3点セットを持っているだけでお洒落になった気がしてしまいます。
このような思いを抱える方にはMagic Mouse2がぴったりかと。
ぜひMagic Mouse2を中心としたお洒落なガジェット(もはやインテリアと呼ぶ方がふさわしいですが)に囲まれ、素敵な暮らしにしてみてはいかがでしょうか。
それでは。