ブツ撮りをする際に、ついつい忘れてしまいがちなのが背景の存在。
せっかく綺麗にモノを撮影できたとしても、背景から生活感が溢れていたらお洒落な写真には思えませんよね。
このような想いを抱えている方に向けて、筆者が使っているMekingの撮影用PVC背景布をご紹介しようかと。
良いポイントと悪いポイント、ざっくばらんにお伝えしますので背景紙選びの参考にしてください。
Contents
Meking撮影用PVC背景布とは
まずは簡単にMeking撮影用PVC背景布についてご紹介します。
いわゆる背景”紙”は画用紙などで出来ているためペラペラとしたものを想像するかと思いますが、Meking撮影用PVC背景布はちょっと違う。
背景”布”という名前こそついていますが、PVC(ポリ塩化ビニル)なので要はプラスチック素材です。
イメージとしては、街中で配布されているプラ素材うちわの持ち手を薄くした感じ。
Meking撮影用PVC背景布
こちらがMeking撮影用PVC背景布。
プラ素材でできているため、四隅を固定していないと上記画像のように丸まります。
配送されてきた当初はかなりきつく巻かれていたため、この状態でもかなり締まりが緩くなった方です。
Meking撮影用PVC背景布(使用時)
実際にMeking撮影用PVC背景布を使用するときは、このように上半分は壁にテープで固定し、下半分はテーブルに固定して使っています。
固定用のテープ
Meking撮影用PVC背景布を固定するために使っているテープは、どこにでも売っているような紙素材のガムテープ。
手でちぎることができますし、テープ跡も残りにくいのでこれがベストかなと。
Meking撮影用PVC背景布の懸念点
つづいてはMeking撮影用PVC背景布の懸念点。
先述も申し上げた通り、こちらの商品はかなりキツく巻かれた状態で配送されます。
紙や布素材ならば全く問題ないかとは思いますが、プラ素材でできているため、どうしても”巻跡”が残ってしまうようです。
Meking撮影用PVC背景布の巻跡
新品の商品ですが、表面が波打っているのがお分かりいただけますでしょうか。
壁からつるしてみたり、重いモノを上にのせてみたりなどしてみましたが、上記画像のとおり巻跡は消えません。
困りました。ただ、撮影した写真の編集だったり、ストロボを使ったりなどで対処することはできます。
編集前と後の写真を比べてみましょう。
編集前
編集後
編集前の写真ではやはり、PVC背景紙の「波」が明確にわかってしまいますね。
一方、編集後の写真では「波」はほぼ消えており、外に出すことができるレベルにすることができました。
筆者が編集に使ったのはiPhone写真アプリだけ。”明るさ”をいじるだけでもここまで綺麗にすることができます。
また、全部が全部波打っているわけではなく、裏面の一部は綺麗な状態だったので撮影をする際にはその部分を使っています。
Meking撮影用PVC背景布の魅力
ここからはMeking撮影用PVC背景布の魅力について。
Meking撮影用PVC背景布には「波打ち」という嫌な点もありましたが、それでも使いたくなってしまうワケがあります。
それが下記の通り。
- 耐久性に優れている
- なんだかんだ綺麗に撮れる
①耐久性に優れている
Meking撮影用PVC背景布の魅力1つ目は、耐久性に優れていること。
背景”紙”とは異なるプラ素材のため、水にも強く、汚れたとしてもタオルでふけば直ぐに元通りにすることができます。
紙の状態を気にすることなく、多少雑に扱っても全く問題ないので、テンポよく撮影をこなせるが良いかなと感じました。
②なんだかんだ綺麗に撮れる
Meking撮影用PVC背景布の魅力2つ目は、なんだかんだ綺麗に撮れるということ。
先述の通り「波打ち」という厄介な点もありますが、編集次第でどうにかなるものですし、やはり使用していない時と比べて写真のクオリティが上がったかなと感じます。
Meking撮影用PVC背景布/使用前
Meking撮影用PVC背景布/使用後
やはり背景布を使っていた方が商品自体に魅力が伝わりやすくなりますし、綺麗に写るようになるかなと。
また、背景布を導入すると色々と細部にこだわるようになるので、これまで以上に写真の角度だったり、明るさだったりを気にするようになったのも大きいですね。
「写真の写りが良くなると、写真を撮ること自体が楽しくなってきて、その結果また写真にこだわり、またさらに写真がよくなる」といった良いループに入ることができました。
大変満足しています。
Meking撮影用PVC背景布で写真を楽しく
以上、この記事ではMeking撮影用PVC背景布をご紹介してきました。
プラ素材ということで耐久性も高いですし、なにより綺麗な写真を撮影できてハッピーになれることが何よりの魅力だと思います。
お値段も2,000~3,000円程度と手が出しやすい価格なので、写真のクオリティをアップされたい方はぜひ、試してみてはいかがでしょうか。
それでは。