店員さんが歌うアイス屋「コールド・ストーン」。
あの弾けるような店員さんの陽キャラ感が恐ろしく、どんなにアイスを食べたい状況であったとしても避けてしまっていました。
そんな入店することを避けていた陰キャラの筆者ですが、ひょんなきっかけからコールドストーンに入店をしてしまうと。
入店だけならまだしも、見事に「歌ってもいいですか」コールを受けてしまい、実際に歌われてみた感想をこの記事ではご紹介します。
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前提-コールドストーンで歌われたくない理由
まずはどうして筆者がコールドストーンの歌を怖がっていたのか。
ハッピーな人たちからすると理解できない感情だとおもいますので、しっかり理由を分析しておきました。
コールドストーンで歌われたくない理由
- 歌われている自分に注目が集まるのが恥ずかしいから
- 店員さんに共感製羞恥を感じてしまうから
(1)歌われている自分に注目が集まるのが恥ずかしいから
コールドストーンで歌われたくない理由1つ目は、歌われている自分に注目が集まるのが恥ずかしいから。
冷静に考えてみれば、ひとは他人のことをそこまで見ていませんし、歌っているスタッフさんに注目するもの。決して自分が注目されるわけではありません。
「遊園地での写真撮影」とか、「ビンゴ大会であたって前に行くこと」とか、そういった周囲の視線が自分付近に集中する状況が苦手でして。
そんなわけでまずは歌われるのがあまり心地が良くないと感じておりました。
(2)店員さんに共感製羞恥を感じてしまうから
コールドストーンで歌われたくない理由2つ目は、店員さんに共感製羞恥を感じてしまうから。
おそらく店員さんは根っからの陽キャなので、歌うことに対してなんら羞恥心を感じていないことでしょう。
ただ、陰キャの筆者としてはその羞恥心のなさが理解できず、「もしかすると無理して歌っているんじゃないの..?」と謎の心配をしてしまうと。
そうなると、無理して頑張っている誰かに自分を投影してしまい、共感製羞恥を感じてしまうのです。
コールドストーンで店員さんに歌われた結果
そんな「恥ずかしがり屋」でコールドストーンでの飲食を避けていた筆者ですが、ついにコールドストーンへ訪れるきっかけが。
口直しとしてアイスが食べたいなと思っていた頃、友人から「コールドストーンは歌われないことも可能だ」という情報を仕入れまして。
ならば歌を歌われることなく、純粋に美味しいアイスを楽しめると勝ちパターンを見つけた筆者は意気揚々とコールドストーンに並ぶことに。
列に並んでいる最中、2組が歌の犠牲者となっていたのですが、もうそれだけ店員さんも歌っているので自分たちには回ってこないだろうと思っていました。
そして自分たちの前に並んでいた男子大学生2人組のオーダーに。
そう油断していたところ、店員さんからの「歌っていいですか」というQが飛びます。
まさかのOKサイン。照れながらも歌われる決断をしていました。
呆気に取られていると、気がつけば自分たちの番に。
店員さんも散々うたっているからもう歌いたくないだろうに、恐怖のQ「歌っても良いですか?ワラワラ」が飛んできます。
入店当時は「毎回歌うことはないだろう。自分たちには歌うリクエストがこないだろう」と完全にたかを括っていたので、「拒否するパターン」を完全に考え忘れていました。
冷静になって考えてみると、この状況で「いや、普通にアイスつくってください」と発言するなんて激ヤバ人材。
一瞬固まったものの、「お願いします」コールを出してしまいました。
高らかに歌い上げる店員さん。
手拍子で対抗する筆者。
歌終了後、一瞬微妙な雰囲気が漂う間が生まれたものの、店員さんが驚異的なボケを差し込んできたので無事に笑いで終えることができました。
結論:歌われるのも悪くない
以上、コールドストーンにいって歌われた筆者でした。
歌われる前はただの恐怖体験だと思っていましたが、実際歌われていまるとなんか華やかですし、気分もハッピーに。
今後コールドストーンに行く際は毎回歌ってもらおうと思います。
それでは。