毎年秋頃に開催されている日本最大の学園祭「早稲田祭」。
この記事では、開催時期や実施企画などの概要に加え、実際に早稲田祭を体験した感想をご紹介しています。
大学選びで早稲田大学を検討されている、高校生の方の参考になれば幸いです。
早稲田祭ってどんなもの?
まずは早稲田祭の概要について。下記事項をまとめてみました。
- 早稲田祭の開催時期
- 早稲田祭の来場者数
- 早稲田祭の企画内容
(1)早稲田祭の開催時期
早稲田祭の開催時期は、11月上旬~中旬。
例年、土日の2日間で開催されています。
コロナウイルスの影響で2020年はオンラインでの開催となりましたが、コロナ以前は早稲大学の敷地をつかって実施されていました。
(2)早稲田祭の来場者数
つづいては早稲田祭の来場者数。来場者数は2日間合計で約18万人。
こちらの人数、なんとディズニーランドの来場者数を超えているそう。
早稲田大学に関わっている友人いわく、当日カウンターをもったスタッフが実際に当日計測していたり、当日の動画を見返して人数をカウントしているそう。
人の多さがわかるよう、フィナーレ前の大隈講堂ステージ前を撮影してきました。
恐ろしい数の人混みでしょう。
コロナ時代の用語で言うならば、完全な「密」。さすが日本最大の学園祭です。
(3)早稲田祭の企画内容
最後に、早稲田大学の企画内容について。
高校の文化祭だと、各クラスがお化け屋敷をやったり、出店をつくったり、ステージでダンスをしているかと思いますが、本質的にそれらとはあまり変わりません。
実際、早稲田祭では各教室で展示や企画が行われていたり、外のステージではパフォーマンスサークルが演技をしているので。
ステージは大小複数のものが学園祭前に設営され、照明も音響も「お金かかってる感」がすごく感じられますし、イベントも芸能人を招待したトークセッション等が実施されていました。
また、アカデミックな研究発表のブースやOBOGを対象とした企画等もあるなど、幅広い層のニーズに対応も。
早稲田祭の雰囲気-体験レポート
さて、ここからは早稲田祭の雰囲気をご紹介していきましょう。
まずは早稲田大学への道のり。
早稲田大学への道のり
画像右部分に幾何学的な装飾物が設置されているかと思いますが、こういった装飾物がいたるところに仕掛けられています。
入り口にはきちんとデコられたインフォメーションがあったり、立て看板があったり、門もデコられていたりなど、とにかく装飾がすごい。
交差点の様子
交差点では警察の協力のもと、通行規制がひかれていました。
1つ前の写真でお見せした大学前に通ずる道路を「歩行者天国」にするために行われていました。
つづいては、学内の屋上からの写真。
10号館屋上より撮影
俯瞰してみられる写真があれば良いかなと思い、屋上にあがって撮影したのですが、ステージ裏が見えてしまう残念な感じになってしまいました。
この写真撮影時はまだ人がそこまでいない時間帯だったのですが、それでも結構な人がいることが写真から分かりますよね。
ピークの時間帯は本当に人が多く、通行が困難なレベルまで混みます。
雰囲気はというと、常にワイワイガヤガヤしている「まさに祭り」といった感じ。
常にどこかしらのステージで、パフォーマンスサークルの演技が大音量の音楽と華やかな照明で行われています。
大隈講堂前ステージの様子
メインステージの雰囲気はこんなかんじ。
筆者、慶応の学園祭にもいったことはあるのですが、ここまでド派手で大規模なステージを見た記憶はないので、やはり日本最大の学園祭は凄いなと。
ちなみに、ステージ企画のほかにも早稲田大学では様々な企画が実施されておりまして。
謎解き企画
たとえば、謎とき企画。
大学内を巡りながら謎解きをおこなえるというアクティビティでした。
早稲田大学を知らない方からすると、色々な校舎や場所を巡る良い機会になるなあと。
早稲田祭終了後の様子
こちらは早稲田祭終了後の様子。
スタッフの学生さんが交通誘導をきちんとしてくれていたので、混乱なく祭りも閉幕していました。
結論:圧巻のクオリティ
早稲田祭の体験レポートをご紹介してきたこの記事。
実際にいってみた感想をまとめると、「学生が運営しているとは思えないほどのクオリティ」でした。
華やかなステージや、充実の企画、きめ細やかな運営など、つい数年前まで高校生だったとは思えないほどの仕上げ具合。
高校生の方、ぜひ一度早稲田祭に訪れてみて、早稲田祭の迫力を味わっていただきたいところ。
それでは。